リップの修理

本日のテーマはリップの修理です.

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DUO タイドミノースリムはリップが折れるのだ

タイドミノースリムの泣き所。
これはリップがよく折れる事だ。
浅場でリーリング時に小石に激突して破損。
なぁ~んて事はよくある。

大事なルアーをリップが折れたからって捨てられない

だってね、リップさえあれば何ら問題ないのですから。
お金持ちなら、毎回再購入って手段もある。
今まで世話になったルアーに愛着は無いのか~
何?無い?じゃあこのページはふようだね。

素材を調達してみた

ホントはポリカ(ポリカーボネイト)が良いらしい。
で、ホームセンタに行ってみた。
無い・・・・・無いじゃないかぁ。
どうやら、小ロットでのお気軽&安価なモノではないらしい。
庶民のおいらは、代替品で「変形ポリエチレンテレフタレート」の2mmのものを購入。
同じようなもんだろ?違うか?

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リップの形成

まずは、「変形ポリエチレンテレフタレート」の切り出し。
何気にめんどくさい。
日頃からこんな事ばっかりやってる人なら簡単な作業なのかもしれない。
道具もよくわからなかったので、カッターナイフとか使った。
あと、ヤスリとか紙やすりとか・・・・

ルアー本体に穴をあける

ルアーのリップ部分に穴あけ。
小型ルーターにドリル?を装着し、穴を開けていきます。
手段は色々だろう。
手持ちの道具がそれだったって事だね。
でも、何らかの工具は必要だろう。
ALL手作業は大変だぞ。
なかなか美しくはいきません。

挿入してみる

ある程度削ったら、リップを差し込んでみます。
ふんふん・・・まあ、こんなもんか?
どうやったら機械的に水平が取れるのか?
とりあえず、今回は感覚を信じ調整だな。

固定するぞ

リップを差し込んでも、ルアーの中は空洞ですからグラグラとリップが定まりません。
瞬間強力接着剤をたらして、好みの位置に持っていき接着剤が硬化するのを待ちます。
リップの角度が斜めってないか非常に気になりますね。
感覚の世界。
まあ、曲がっていたらまたそこからリップを削ればよいか?
仮固定は完了しましたが、周辺に隙間があります。
このままでは浸水必至。
ここからさらに、瞬間強力接着剤にて補強し、その後ボンドで周辺を補強していきます。

完成か?

乾燥させて完了!
見栄えを向上させるなら、さらにコーティングかな?
でも、セルルースセメントでは塗装が剥離するしな。
ウレタンフォームでは少数だとパフォーマンスが悪い、
このままでいっか?

結局、ポリカでなければ・・・

折れます。折れました。
あんなに一生懸命作業したのに・・・・
「変形ポリエチレンテレフタレート」ってのは衝撃に弱いんだね。
やはり、プレート状態のものをカットして補修する場合はポリカが良いのね。
あとは、サーキットボードってのもあるよ。
大まかにはハサミで切れるんだ。
色々試そう。

最近はね・・・

最近って言っても、記事はどんどん古くなるからね。
2024年現在として、プラリペアを使う事が多くなりました。
詳細はまたの機会に。
時折サーキットボードを使います。
ポリカは使っていませんね。

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