タックルハウス K-TENブルーオシャンBKF-115

タックルハウス K-TENブルーオシャンBKF-115で釣ったマゴチ。

今日のルアーはタックルハウス K-TENブルーオシャンBKF-115です。
昔?はみんな持っていた?

目次

仕 様

TYPE:FLOATING
Length:115mm
Weight:18g
Hook:#1/0(個人的に装着)
潜航深度:1.2m程度(個人的な感想)

重心移動は斬新だった

今回は誰でも知っている?K-TENブルーオシャンBKF115。
いや、逆に様々に細分化されたルアーであふれる現在では知らない人が多いのかも?

そのファットなボディと当時(80年代後半)は斬新だった重心移動システム。
驚異的な飛距離で大型スズキはこのルアーにより全国的に釣られていきました。

当時のソルトルアーの世界はまさに進化の過渡期的時代だったな。

他にルアーと言えば、レッドフィンやロングA、レーベル、あとダイワのシーバスハンター、ヨーズリのクリスタルミノーなんかもあったな。あとラパラ関連ね。

そんな中、王道といったらK-TENの115レッドヘッドです。
これがあれば他は何にもいらない的存在感。

今ではスズキ狙いでは、ほぼ使わない

おいらは静岡県に住んでいた事がある。
静岡といえば・・そう狩野川です。

当時より、メーターオーバーを連発するスーパーリバーです。
何度も通い、何度も玉砕しやっと手中に収めたスズキは70UPの当時の私には十分なトロフィでした。

しかし、コイツはレッドフィンによるものでした。

その後、K-TENにてやっと1本60UPがHIT!
喜びまっくってみんなに見せびらかし、フックをはずそうとしたその瞬間・・スズキがバサバサと暴れ・・・

気がつくとルアーが左手にぶら下がっているではないですか!
フックは深く突き刺さり引っ張ると肉ごと突っ張ります。

ヤバイ!さすがに自分ではどうにもならないようだ。
連れの車に乗せられ、沼津駅の鉄道警察へ外科の夜間診療しているところを聞き、そこへ行ってメスを使って摘出手術をしました。

パールレインボウというカラーを皆さん知っていますね?
これを大きく流行らせたのはこの「K-TENブルーオシャン」です。

最近はアカメ狙い以外に使わなくなりました。

アカメもなかなか釣れない

元々なかなか釣れないアカメなので、何とも言えません。
過去数回、アカメらしきアタリをとらえましたが、乗りませんでした。

最近?では外道でマゴチが釣れたくらい。

BKF115

こういう時、当たった瞬間だけ、アカメと思い込んでドキッっとしちゃいます。
でも、直後に外道だと分かってしまうのね。

長い事使っていると色々あったり、いじったり

重心移動が固定されなくなる

中の鉄球がサビたり、マグネットがヘタったりして、ウェイトが固定されなくなったり、固着してしまったりするようになるものが出てくる。
ヤフオク等で調達したが、騙されて重心移動が機能しないモノをつかまされたり。
悪いヤツがいるんだ。

そんな時、おいらはウェイトを固定してしまいます。
背中に穴をあけて、ウェイトを前方に移動させた上で、接着剤等で固定。

穴開けはハンダゴテを使用。熱で溶かして穴を開けます。
穴埋めは、壊れたルアーのボディやリップをハンダゴテで溶かして、開けた穴を埋めます。

浸水しないように穴の周辺をチェックし、不安があれば塗料やプラリペア等で補修します。

プラリペアは本体のプラスチックを溶かし、一体化すると思われます。
本体内にプラリペアの液を流し込み過ぎると、本体のプラスチックを溶かし強度低下します。

ひどい場合は、ボディに穴が開きます。

重心を固定しても、アカメを狙う分には大きなも問題はありません。
ちなみに、リップ加工しています。

リップの修理

K-TENに限らず、リップのあるルアーはリップが破損するリスクが少なからずある。
リップが破損したルアーは廃棄するという選択肢もある。

しかし、愛着のあるルアーを簡単には捨てられない。
効率の問題では無く、感情の話になるかもしれない。

うまく補修できたルアーは使用頻度が上がり釣果をもたらすといった効果が期待できるかも知れない。

だから、一概には言えない。

リップの修理にはいくつかの方法があるだろう。
ポリカ板を使う、サーキットボードを使う、プラリペアを使う。大まかには、この3パターンになるだろう。

入手が簡単な事や再現性の高さから、現在プラリペアをメインに使っている。
他のK-TENのリップから型取りし、補修したいルアーへリップの再現を試みます。

画像のK-TENはリップの補修と共にリップをカスタマイズしています。

リップのカスタマイズ

リップをカットする釣り人は多いだろう。
でも、プラリペアを使えば他のルアーのリップを型取りして別のルアーへ再現する事も可能だ。

そう、リップを短くするのではなく、リップを長くする事も出来るのです。
無論、うまく行く場合と行かない場合があります。

最近は少し潜らせる、またリップ抵抗を増やしてよりスローでリトリーブ出来るようにするため、リップを長くする加工をしています。

ペイント

所有しているノーマルリップのK-TEN115は3本だ。
そのうち、1本はリペイント?している。

アルミテープ使った場合にペイントって表現が適切なのか知らない。
方法としては、アルミテープにウロコ模様を付け、ボディに貼り、段差が無くなるまでコーティング。

その後、カラーリングを施し再度コーティング。
文字にすると簡単そうだが、慣れが必要ですよ。

おいらのルアーはすべてが実釣用だ。
いつでも快適に使えるよう整備は怠らないのだ。

K-TENには愛着があるのです

太目なボディがアカメ狙い以外の使用頻度を下げていますが、マイワシなどを追っているスズキが居たら使ってみて欲しいですね。

補修したり、自身の使い勝手に合わせてカスタマイズしたルアーはとても愛着がわきます。
釣り場に合わせてこのルアーを選択する事も多い。

ただ、アカメの時合にアカメと出会っていないだけ。
ただそれだけなのだよ。

今後も使い続ける事だろう。


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