今日のルアーはタックルハウス M168です。
タックルハウスのMシリーズの最大サイズのルアーです。
仕 様
TYPE:FLOATING
Length:168mm
Weight:27g
Hook:#2
潜航深度:90cm(HP上の数値)
M168はそそるルアーだ
M168はアカメの実績のあるルアー。
実績と言っても、これでアカメ釣った人がいるんだ・・・って感じ?
しかし、ワイヤー貫通仕様ではありません。
だが、破壊されたという話は聞かない。

アカメのサイズにもよるかもしれませんが、破壊されたらそれは諦めるしかあるまい?
その前にフックが伸ばされるか、ラインが切れるだろう。
個人的に思うこのルアーの特徴は、浮力が大きい事だ。
それの何が良いのかって?
太軸のフックを乗せても問題なく釣りが成立する。
アカメ狙いでは肝要な事だと思う。
動きとしてはローリング主体ではありません。
太目のフックを乗せても、ふり幅があります。
潜航深度も浅すぎなくて良い。
水面直下を求めない釣りでは重要な要素だ。
このルアーが特別釣れるって言ってる訳では無く、釣り場の状況による選択肢の1つになるって事。
そして、細身で太軸のフックを乗せられるルアーは少ない。
また、その浮力からスローな釣りも可能。
リーリング速度を多少上げても、さほど暴れない。
上から眺める限り、これで釣れない訳がないって思える。
もっとも、人間が気に入っても、魚も気に入るかどうかは別だよね。
やはり気にってしまって、たくさん集めてしまった
勿論、店頭で新品を買うようなことはありません。
中古で十分さ。
ワイヤー貫通出ない分浸水しにくいのか?重心移動で不具合のあるものを掴まされた事はありません。
ただ、それなりに使い込まれたものが散見されますね。

塗装状態の悪いものは手を加える
ある程度ダメージのあるものは多少補修します。
やはり、使う気がしない状態は良くない。
下の4本は多少?手を加えています。

1番目が塗料でレッドヘッドに塗って、市販のアイを付けてエポキシコーティング。
2番目はレッドヘッド周辺を塗料で補正し、エポキシコーティング。
3番目は、エラ周りがボロボロだったので、アルミテープ貼ってエポキシコーティング。
4番目は全体的に塗装がボロボロだったので、アルミテープ&全塗装、市販のアイを貼ってエポキシコーティング。
多少の中古感は許容範囲です。

エポキシコーティングは有機溶剤の塗装を犯さないので、よく使用します。
この後に、セルロースセメントの重ね塗りをしても良いかも知れません。
ただ、エポキシは回転させながら硬化させる必要があるので回転させる機器が必要です。

そして、ハジキが激しいのでコツをつかむまで少し経験が必要。
さあ、実釣だ
高知県西部と言えば四万十川ですよね?
立ち込んで釣りをするようなシャローエリアがこのルアーの得意な場所。

扇状にキャストしながら広範囲を探っていきます。
元々、重心移動もあり良く飛ぶのですが太軸フックに交換している事もあってかなり飛距離が出ます。
使い勝手がとても良いルアーです。
ちなみに、フックはカルティバのST66#1を3か所に装着しています。
これでも、フローティングを維持しています。
カルティバのST66はノーマルでは針先がとても甘く刺さりません。
私は、ミニベンチグラインダーで先端付近を細く仕上げています。

ご参考まで。
釣れた・・・・
四万十川でアカメを狙っていたら、何か掛かった。
掛かった瞬間だけ、アカメかと思いましたが・・・・
ヒラメでした。
70cmを軽く超えるサイズです。
でも、アカメが良かったってのが本音。


別の日、今度はマゴチ。
なかなかアカメは釣れません。
マゴチが掛かるって事は底付近をトレース出来てるって事ですね。

夜間に狙おうとしても釣れないクセに、夜の四万十川でマゴチが釣れる。
おかしな話ですね。
意外と唯一無二のルアーかもしれない
160mmを超える長さ、大きな浮力、シャローランニング過ぎない潜航深度。
その大きさを感じさせない動き。
他にこのようなルアーがあるのだろうか?
ダイワのSL17とかもあるが、浮力はそこまで強くない。
だいたいシャローランニング気味な味付け。
ST66の#1を3本取り付けたら、役に立つまい?
M168はシーバスやヒラメ、マゴチなど狙いに使えるだろう。
勿論、フィールドにマッチすればのお話。
中古市場の値段も塗装にダメージのあるものなら、さほど高くもない。
状態の良いものや新品はそれなりの価格だね。
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