今日のルアーはDUO タイドミノースリム120です。
ローリング系細身ルアーの先駆けだったような?
仕 様
TYPE:FLOATING
Length:120mm
Weight:13g
Hook: #6か#5
潜航深度:80cm程度(個人的な感想)
タイドミノースリム120との出会い
このルアーに出会ったのは、2001年の秋の頃。
当時おいらは島根県在住。
江の川の流れの中にルアーを投げていると声をかけられ、その方と一緒にルアーを投げることに・・
流れの中にルアーをドリフトさせ、アユを捕食にくるスズキを狙います。
魚は足元にいますので遠投せずに打数を稼ぎます。
2人のその釣果の差は・・歴然でした。
その人はルアーを川に流し、ちょうど私の目の前付近で魚をHITさせるのです。
腕の差、場所の差は多少ありますがあまりに大きな釣果の差です。
10m程度しか離れていないのに・・・
そのルアーを見せてもらったルアーが「タイドミノースリム120」でした。
「使って見ますか?」と言われ素直に借りて1投目から流芯付近でHIT。
いろいろな話をし、いろいろ教えてくれました。
どんなルアーなのか?
上記釣り人から教えてもらったDUO タイドミノースリム120。
翌日に早速購入。
当時、ノーマルのフックサイズは#6。
個人的に不安を覚えるサイズだったのね。
で、#4に交換して使用。
当時は#5のサイズは存在しなかったんだな。
釣れる事はもう昨日体験済みなので、あとは出撃あるのみ。
とりあえずフィールドで使ってみる。
当然に重心移動を搭載し、その自重を感じさせない飛距離が出ます。
細身でリップも小さい事から、最後方にウェイトが移動すれば空気抵抗が少ないのだろう。
動きはローリングが主体と思われ、小刻みな振動が竿先に伝わります。
流れの中でも破綻する事は無さそうです。
ウェイトは13gですが、浮力は小さく#4フックかつ淡水域ではスローシンキング状態。
浮力が小さい点と小型なリップが流れのある場所での使い勝手を向上させていると思われます。
無論、個人的な体験による感想です。
江の川の流れの中でよく釣れた
教えてもらったタイドミノースリム120。
江の川の流れがある場所では、これしか使わなかったと言っても過言ではない。




ちなみに、島根県での釣りは年間を体験する事なく転勤となり終了。
ああ、もっと島根で釣りしたかった。
でも、清流の中でのスズキ釣りは良い体験になった。
使う事に疑心暗鬼は無い
もうね、扱いやすく釣れる事は分かっていますから、あちこちで試すだけだった。
高知県の某河川の河口部ではヒラスズキがHIT。


増水時に流れ出しの影響を受ける岸壁でヒラスズキ。
濁りの中まで潜っていくのが良い結果につながったと思います。
水面直下しかトレース出来ないルアーでは釣れなかっただろう。


その他にも・・・
ナマズにマゴチ。ちなみにこのマゴチは70cmで自己記録です。


たまに珍客も釣れる。

ちなみに、このボラは大月町で釣れた個体です。
この場所は水がキレイで着臭要因が無く、太ったボラは最高の味わい。
だから、何だボラかよって事は無く、個人的にうれしいゲストなの。
価値あるルアーだと思う
当時の店頭価格は1500円台だったような気がする。現状は知らない。
とてもリーズナブルな価格だった。
それでいて、多くの釣果をたたき出すルアー。
素晴らしいと思いませんか?
リリースされてから20年以上経過しても、市場で販売され続けているのです。
それだけ信頼され、汎用性が高いルアーだと言える。
形状もシンプルで奇抜さは無い。
今後も飽きられる事無く、使い続けられる事だろう。
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