今日のルアーはタックルハウス TKRP “9/14″SINKING WORKSです。
さすがタックルハウス、かゆいところに手が届く。
仕 様
TYPE:SINKING
Length:90mm
Weight:14g
Hook:#4
TOPなのにシンキングだと?
TOPを釣る為のルアーなのにシンキングだって?
一体何の為に・・・・
遠い昔、このWORKSって存在を知らなかった。
背中にWORKSと印字されている事すら気づいていなかった。
何じゃこりゃ?
TOPなのに止めると沈むじゃないか?
そう、意識せずにWORKSを買っていたのだ。
最初はエラー品か、浸水でもしたのか?と思ってしまった。
よくよく見ると、WORKSって印字してある。
なんじゃ?こりゃ?
その時、初めてその存在に気が付いたんだ。
TKRP同様に最初は釣れなかった
それは、使うべき場所が分からなかったのだろう。
スズキ釣り自体が手探りだった事もある。
全般的に広範囲を探る釣りや回遊待ちなシーンでは使いにくく感じますね。
川幅が広く目標物が何もない場所、どん深な釣り場でも使わないですね。
集魚効果ってイメージはありません。
無論、釣り場にもよるから個人的な感想です。
逆に言えば、そんな場所ばかりで釣りしてたんでしょうね。
そう、ヘタクソなんです。
TKRP “9/12″との違いは?
もちろん、シンキングである点。
当たり前ですが、リーリングを止めると沈んでいきます。
遠投性も当然上がっています。
2gも差がありますからね。
でも、飛ばすだけが目的でなさそうなのがタックルハウスだろう。
TKRP “9/12″はリーリングスピードにもよるが、ローリングしながら水面にひき波を立てながらおよく。
このWORKSは水面ギリギリから水面直下に位置し、ひき波が少し穏やか。
重さがある分、ローリングも控えめ。
端的に表現するならば、”より水になじむ”って言葉がピッタリだ。
ツンツンしながら、時折止めて意図的に沈ませることも出来る。
沈めてから、浮き上がらせる時も軽くクビを振りながら浮上してくる。
多少、TKRP “9/12″では出来ない演出も出来る。
横からの流れに強いのも、WORKSの方だね。
やはり釣れるのだ
TKRP “9/12″より使用頻度が高くなりそうだが、そうでもない。
超のつく浅場ではやはり沈むってのがネックなのだ。
でも、この ”水になじむ” ってのが非常に良い。
河川でヒラスズキを狙う際の選択肢になっています。
また、どんなルアーでも釣れる環境である堰の落ち込み。
活性の高い魚を釣るにはTOPでしょ?
水量が多い時はWORKSでしょ?
そんな感じ。
水深がヒザくらいまでしかない河川のちゃら瀬なんて、TKRPの出番でしょ?
ノーマルとWORKS双方投入だな。
夕方のまだ明るい時間に浅い瀬の中から、ゴボっ!って出るのが良いですよね。
外道も時折釣れますよ。
高知のキレイな河川で釣ったナマズはとても美味しい。
とても釣れるが、それでも選択肢の1つ
たまたま、コイツがマッチする釣り場が近場にあるってだけかも知れないからね。
東京湾奥などの流れの無いエリアを想像すると、合わない気がする。
淀川の堰周辺とかも合わないだろう。
でも、淀川なら橋のライトの周辺とか、干潮時の流心とかなら使える。
水深のある港湾でも無理かもね。
どんなルアーでも万能では無いのだ。
コメント