今日のルアーはシマノ サイレントアサシン140Sです。
シマノのルアーは、あまり持っていない。
仕 様
TYPE:SINKING
Length:140mm
Weight:26g
Hook:#4
潜航深度:1.2m程度かな?個人的なイメージ。
たまたま入手したのがきっかけ
なんだか、サイレントアサシンって中古市場でも値段が高めだったのね。
で、個人的にシマノのルアーにはあまり魅力を感じていなかった。
だから、別に入手しなければならない理由が無かったのさ。
とある日、ヤフオク見てたら、リップにヒビの入ったサイレントアサシン140Sが安かったのだ。
中身も一部サビてる部分もあり、目玉も無い。
そりゃ安くもなるよね?
でも、リップは補強すれば良いし、目玉は付けたら良いのだ。
重心移動は問題ないようだし、サビて使えなくなる前にロストするだろう。
って事で購入。
早速、ヒビの入ったリップの上にカットしたサーキットボードを瞬間接着剤で貼付け、別途目玉を貼り、エポキシでコーティング。
内部にサビがあるって事はどこかから浸水しているって事だろうからね。
コーティングも必須だよね。
どんなルアーなのか?
ひとまずは使用感の確認。
初めてのARC体験だったな。
重心がキャスト後にバネで戻るって仕組み?
これで他の重心移動システム飛距離がより伸びるって理屈が分からないが。
理屈は分からないが、実際よく飛ぶ。
飛距離は安定していて素晴らしい。
早速リトリーブを開始。
近づいて来るルアーの動きは・・・・おとなしかった。
スローリトリーブでは、ほぼ動かない。
あらら。
まあ、シンキングだから浮力も無いから無理もないのか?
動かなければ釣れないって事では無いが、何かのシーンに特化したミノーでは無いから使う気が失せる。
このサイレントアサシン140Sはある程度の速度でリトリーブする必要がある。
使い道を考えてみる
飛距離が出る事だけは間違いない。
サーフで使うのが良いのかも知れない。
でも、サーフのある釣り場は遠いんだ。
だから、継続性が無く使用頻度が異常に下がってしまう。
磯のヒラスズキとかやらないし、水深のある岸壁では役不足だ。
河川の堰周辺で使うには大きすぎるし、浅場が多いから不向き。
おやおや?
ちょうどその頃、某河川の河口域でヒラメが釣れないモノかと模索していた。
外道で釣れた実績もあるし、ネット上でも外道で釣れたって情報も稀にある。
誰も専門に狙っていないんだな。
これしかあるまい?
そう、河口域でヒラメを狙う事にしたのだ。
さっそく使ってみる
某河川の下流域にてさっそく使ってみる。
ひとまず干潮前にウェイダーを履いて軽く入水し、キャスト開始。
うんむ、よく飛ぶ。
動きが良くないと感じるルアーなので、多少竿先をフリフリしながらやや早めにリトリーブ。
竿先できっかけを作ってやると、ルアーが首振りますもんね?
時折、川底にルアーがすれる感触がある。
これこれ、ちゃんと底付近をトレース出来てるじゃないか。
投入点によっては石が転がっている。
根掛かり注意だ。
投点をずらしながら、広範囲を探っていきます。
ヒラメは速めのリトリーブでも、活性の高いヤツは問題なく喰ってくる。
だから、このルアーの弱点は問題ない。
なかなか快適に釣りが出来るじゃないか?
と感激しながらリトリーブしていると、根掛かり・・・・
と、思ったら魚だった。
ホントにリールを巻く手が止まるんだな。
竿先に魚の感触が伝わる。
そして、無事に上がってきた魚は・・・・
ヒラメだった。出来過ぎだな。
しかも、そこそこのサイズだ。
無論、これ以降、サイレントアサシン140Sのストックを増やした。
訳アリ品ばかりだけどね。
釣れたのは偶然では無かった
たまにありますよね?
たまたま釣れただけで、その後まったく釣れないとか?
釣り人あるあるって感じ?
偶然か?必然か?それが問題だ。
初回のHITは、あっけなかった。
しかし、以爆釣する事は無かった。
シーズン中、大型は1枚か2枚だ。
数は釣れなかった。
ヒラメを釣る為には根性が必要だ。
行っても、行っても釣れない。
でもね、通うだけの釣果が得られた。
釣れるヒラメのでかい事。
マゴチも釣れる。でっかいマゴチだ。
右下のマゴチなんて67cmですよ?日本では大型の部類でしょ?
普通サイズ?のヒラメやマゴチも釣れます。
魚が釣れるのは釣り場の選択が肝要だが、そこで使い勝手の良いルアーが手元にあるかどうかが重要なのだ。
この釣り場では、とても使い勝手の良いルアーだった。
このルアーが良く釣れるという事では無い
あくまで、この釣り場での使い勝手が良かっただけの事なのだ。
簡単に言えば、飛距離が出て、底付近を効率よく探れるルアーだったって事。
ミノーである事で、広範囲を中/高速でサーチできるのがとても良かった。
シャローランニングなミノーでは泳層が浅すぎるし、バイブレーション等では底を取りながらの釣りになる。
時折着底を確認しながら使うルアーは時間が掛かるんだ。
ワームの類も着底確認が必要だから、スローな釣りになる事が多い。
もし、同じような釣り場があるなら、選択肢に加えても良いと思いますよ。
コメント